川越いも

サタデープラス 埼玉県

サタデープラス|川越(埼玉)のさつまいも「川越いも」

2026年9月15日 テレキャッチ編集部

テレキャッチ編集部

テレビ番組で紹介されたお店・名物を、放送のタイミングに合わせて紹介するメディア「テレキャッチ」の編集部です。番組情報や公式情報をもとに、場所・メニュー・楽しみ方まで役立つ形でまとめています。

※トップのアイキャッチはイメージ画像(AI生成)です。

今回は、9月19日に放送済みの「サタデープラス」で登場する川越いもをご紹介します!埼玉県川越市とその周辺で育てられてきたこのさつまいもは、江戸時代から「いも」といえば川越、と言われるほどの歴史を持つ土地の恵みです。ほくほくとした食感と自然な甘みが持ち味で、秋になると焼き芋や大学芋、和菓子など、さまざまな形で食卓に登場します。今回は川越いもそのものの魅力を、味わい方の切り口を変えながらじっくりとお伝えしていきます。

江戸の町を支えた「いも」の記憶

川越いもとは — 由来と特徴

川越いもの歴史は江戸時代にまで遡ります。当時、川越から江戸まで運ばれたさつまいもは「栗(九里)よりうまい十三里」と洒落交じりに評され、川越と江戸の距離(十三里)にかけたこの言い回しは、今でも川越いもを語るうえで欠かせない逸話として残っています。土地の性質である水はけのよい火山灰土壌が、さつまいも栽培に適していたことも大きな理由のひとつでしょう。中でも「紅赤(べにあか)」という品種は、川越で生まれ育てられてきた代表格で、鮮やかな紅色の皮と、加熱すると黄金色に輝く肉質のコントラストが美しく、糖度の高さと繊維の少ない滑らかな舌触りが特徴です。土を割って顔を出す紅い塊を見るだけで、秋の訪れを感じさせてくれます。

焼き芋で味わう川越いも

川越いもの魅力がもっとも素直に伝わるのは、やはり焼き芋でしょう。じっくりと時間をかけて焼き上げることで、でんぷんが糖に変わり、口に含んだ瞬間にほろりとほどける甘さが広がります。皮を割った瞬間に立ちのぼる香ばしい湯気、しっとりとしながらも軽い食感は、シンプルな調理法だからこそいもそのものの実力が試される料理です。川越の街を歩けば、石焼き芋の香りが漂う場所も多く、寒くなり始める季節にふと足を止めて頬張りたくなる、そんな存在感を持っています。

大学芋・いも菓子としての川越いも

川越いもは加工されても、その持ち味を失いません。輪切りや乱切りにして油で揚げ、蜜を絡めた大学芋は、外はかりっと香ばしく、中はほっくりとした食感が楽しめる定番のおやつです。甘さと塩気のバランスが取れた蜜だれが、いも本来の風味を引き立てます。また、川越では古くから「いも菓子」と呼ばれる干し芋や芋ようかん、いもせんべいなども親しまれてきました。素材の甘みを生かした素朴な味わいは、お茶うけとしてはもちろん、贈り物としても喜ばれる品です。川越の街を歩けば「いも」を冠した菓子店が軒を連ねる通りもあり、食べ比べをしながら散策する楽しみもあります。

お取り寄せで楽しむ川越いも

実際に現地まで足を運ばなくても、川越いもの味わいは自宅で楽しむことができます。旬の時期には生いもとして届けてもらい、自分で蒸したり焼いたりして、素材そのものの甘みを確かめてみるのもよいでしょう。また加工品として干し芋や芋菓子を選べば、日持ちもしやすく、少しずつ味わいながら秋の気配を感じられます。気になった方はお取り寄せを探すのもひとつの方法です。届いた箱を開けたときの、ふっくらとした土の香りは、産地の風景を思い起こさせてくれます。

ひとつのいもが見せる、いくつもの表情

川越いもは、同じ品種でありながら調理法によってまったく異なる表情を見せてくれます。焼き芋のようにシンプルに火を通せば素材の甘さがまっすぐに伝わり、大学芋にすれば香ばしさと蜜の甘みが加わり、干し芋にすれば凝縮された旨みがじっくりと広がります。ひとつの品目を掘り下げていくと、土地の歴史や人々の工夫までもが見えてくるのが、郷土の味の面白さだと感じます。なお、この川越いもは2026-09-19放送の「サタデープラス」で紹介されました。番組をきっかけに知った方も、以前から親しんできた方も、今年の秋はあらためて川越いもの味わいを確かめてみてはいかがでしょうか。焼き芋、大学芋、干し芋と、食べ比べながらその奥行きを楽しむひとときは、きっと心にも余韻を残してくれるはずです。

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