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今回は、10月17日に放送済みの「サタデープラス」で登場する乾麺パスタをご紹介します!番組では30人による実食調査をもとに、国産パスタと海外産パスタの味の違いをランキング形式で比べていましたが、実際のところ乾麺パスタの世界は奥が深く、原料の小麦の違いひとつで食感も香りも驚くほど変わってきます。普段何気なく選んでいる一袋も、少し視点を変えて味わってみると新しい発見があるものです。
乾麺パスタという身近な一皿
パスタはもともとイタリアで生まれた保存食であり、乾燥させることで長期保存と流通のしやすさを両立させた知恵の産物です。日本でも家庭の常備食材としてすっかり定着し、スーパーの棚にはさまざまなメーカーの乾麺パスタが並んでいます。原料となるのは主にデュラム小麦のセモリナ粉で、水と練り合わせて押し出し成形し、乾燥させて仕上げます。シンプルな製法だからこそ、小麦そのものの個性や製麺の技術が味にそのまま表れるのが乾麺パスタの面白いところです。
国産小麦が生む、もちっとした噛み応え
近年は国内でもデュラム小麦の栽培が広がり、国産原料を使った乾麺パスタが増えてきました。茹で上がりはどこかもちっとした弾力があり、小麦の甘みがふわりと鼻に抜けていきます。粒子の細かいセモリナを使うことが多いためか、表面がなめらかでソースの絡みも良く、和風の出汁系ソースやきのこを使った優しい味付けとの相性が良いという声もよく聞かれます。噛みしめるたびに小麦の風味が広がる感覚は、海外産のパスタとはまた違った魅力です。
国産原料にこだわったパスタは、製造量が限られていることもあり、スーパーよりも専門店やオンラインショップで見かけることが多い印象です。気になる方はお取り寄せを探すと、産地や小麦の品種ごとに食べ比べできるセットなども見つかります。
海外産(デュラム小麦)の伝統的な歯ごたえ
一方、イタリアをはじめとする海外産の乾麺パスタは、硬質小麦であるデュラムセモリナを高温でじっくり乾燥させる伝統的な製法が多く、独特のコシと歯切れの良さが際立ちます。茹でた瞬間に立ちのぼる香ばしい小麦の香りと、噛んだときのパキッとした歯ごたえは、長年パスタを愛してきた人々が育ててきた技術の結晶ともいえるでしょう。トマトソースやオリーブオイルを使ったシンプルな味付けでも、麺そのものの存在感がしっかり感じられます。
ブロンズダイス(青銅の金型)で押し出された麺は表面がざらついており、ソースが絡みやすいのも特徴のひとつです。なめらかなテフロン製法の麺とはまた違う、素朴で力強い食感を楽しめます。番組の実食調査でも、硬めの茹で加減、いわゆるアルデンテにしたときの歯ごたえの違いが評価を分けるポイントになっていたようです。
選ぶ楽しみ、食べ比べる楽しみ
国産と海外産、どちらが優れているというよりも、それぞれに異なる個性があるというのが乾麺パスタの面白さです。もちっとした国産の甘み、パキッとした海外産のコシ。同じトマトソースでも、麺が変わればまったく違う一皿に感じられることもあります。これらは2026年10月17日放送の「サタデープラス」で紹介されました。番組をきっかけに、普段何気なく選んでいた乾麺パスタの奥深さに気づいた方も多いのではないでしょうか。
次にパスタを茹でるときは、いつもと違う産地や小麦の銘柄を選んでみるのも一興です。数種類を取り寄せて同じソースで食べ比べてみれば、麺そのものの個性がより鮮明に感じられるはずです。茹で時間をわずかに変えるだけでも表情が変わる乾麺パスタは、知れば知るほど奥行きのある食材といえるでしょう。



